個展 花・夏のゆめ 2019年8月 Sanseido Gallery(神戸、元町)



昼下がりの匂い、風、光、その中に植物たちが美しくのびのびと生きていて音を奏でている。それはハーモニーというよりは慣れ親しんだ、心地よい音であって、やわらかく私を包み込んでくれる。

色はどこかワントーンはずれてわたしには見える。輪郭がはっきりと見える葉や花ではなく、まわりにある空や空気、影とともに色合いも複雑に入り混じり、そこにあり。深呼吸をすると風の甘いにおいと共に私も草花の仲間入りをしたかのような気持ちになる。



人も草も花も空も、もっと遠いものも近いものもそこには同じように存在し一つの絵が仕上がっていくようだ。











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